斐川町 「常松種苗株式会社」

代表取締役 常松 信光

支援事業_常松種苗株式会社①.jpg 斐川町の常松種苗株式会社は、平成23年7月に法人設立をしました。もともと両親が野菜苗やたまねぎの専業農家でしたが、高齢となってきたため、町内の会社を退職し、家業を継ぐことにしました。繁忙期には臨時雇用にて対応していましたが、期間雇用では労働力の確保が不安定のため、周年雇用をするため法人化に踏み切りました。
 現在、野菜苗ハウス8棟、たまねぎ3.8ヘクタールを経営していますが、今後は農地中間管理事業を活用し、農地の集積・集約化をすすめ、たまねぎの面積を拡大する予定です。
 これまで、JA農業振興支援事業や県・出雲市の補助事業を活用し、たまねぎの播種から収穫・選別までの機械導入を行い、作業の約9割が機械化体系で出来るようになりました。今後は、収穫期間をより短縮し、品質の良いたまねぎができるようさらに機械化をすすめていく計画をしていますので、JA農業振興支援事業(園芸推進5品目の拡大支援)の継続的な支援をお願いいたします。

支援事業_常松種苗株式会社②.jpg 斐川町内では、約12ヘクタールのたまねぎ栽培が行われていますが、全盛期は50ヘクタールを超える面積がありました。高齢化で廃業が進む中、斐川たまねぎを維持・拡大していくためにも、地域の主導的立場に立って、園芸品目による所得の向上に向けて取り組んでいきます。

斐川地区本部長より 激励の言葉

 玉葱産地復興をめざし、機械化や栽培技術の改善により、コスト削減に努力され、精力的に面積拡大を図っておられます。地域のトップリーダーとして、今後の活躍を期待いたします。

 

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