JAしまね畜産事業の新たな取り組み

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 JAしまね農業戦略として取り組んでいる、畜産総合センター(キャトルステーション・繁殖センター機能による農家支援と担い手育成・研修機能等)は、まず、やすぎ地区本部、雲南地区本部で開設しました。平成30年度には石見銀山地区本部、島根おおち地区本部の和牛繁殖事業振興を目的に、母牛・子牛預り牛舎の整備を行い「県央地区畜産総合センター」を開設しました。隠岐地区においても4市場のうち2市場の移転整備を行い、各関係機関のご協力のもと、平成30年7月に新施設で家畜市場を開設しました。

①繁殖母牛預かり牛舎の整備

  妊娠中の母牛の預かりを基本とし、農繁期や冬期間の預かり(集落放牧等)、 不受胎牛の預かり、高齢飼養農家からの預かりによる飼育管理支援を行なっています。 定期的に妊娠牛を預ける事により、牛舎の増築等のための土地・資金等を心配することなく余剰の労力を増頭につなげることや、入院等により飼養しにくい環境下でも、繁殖雌牛をセンターへ預けることにより、継続飼養や後継者への経営移譲が行いやすい環境を生み出します。

②和牛子牛預かり牛舎の新設

  子牛を預けることより、農家の牛舎空スペースの利用や余剰労力で母牛の増頭を勧め、管内生産頭数の拡大及び生産者の所得増大に寄与します。

③家畜市場の移転整備

  隠岐の島町の西郷家畜市場と西ノ島町の浦郷家畜市場の移転整備について、隠岐の島町や西ノ島町及び県隠岐支庁のご支援により、平成30年6月に完成しました。
 隠岐地区全体の和牛繁殖事業の更なる発展に寄与できるよう家畜市場機能と畜産振興機能が発揮できる施設として運営していきます。

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隠岐の島町の西郷家畜市場
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西ノ島町の浦郷家畜市場

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