隠岐の島町 「田中修司さん」

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 田中修司さん(30歳)は、隠岐郡隠岐の島町都万で、繁殖牛30頭を母親と2人で飼育しています。

 幼少期から実家で牛を飼育しており、その影響を受け、畜産業に携わるため島根県立農林大学校へ進学しました。その後、出雲市佐田町の(有)ちくさん緑化、隠岐の島町の(株)だんだん牧場で畜産の仕事をしていましたが、実家の畜産業の経営規模の拡大のため、跡を継ぐ目的で平成28年に新規で就農しました。

 平成28年にJAしまね農業振興支援事業「魅力ある産地づくり支援事業:しまね和牛増頭支援メニュー」を活用して繁殖牛4頭を導入。平成29年にも同メニューで繁殖用牛舎等の建設を行うなど、年々経営規模の拡大を図っています。

 今後、経営規模をさらに拡大するために、施設の拡充だけでなく大型機械の導入も進め、経営基盤の安定を図り、少なくとも繁殖牛50~60頭規模にすることが目標です。

 隠岐の島町は、牛突きなど伝統文化でも牛との関わりが多い土地柄です。そんな昔ながらの自然・文化の残る隠岐の島を、畜産業を通して守っていきたいと思っています。

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