つながるコラム「絆」 vol.5 益田のメロン

西いわみ地区本部

目をつぶって選んでも糖度14度以上のお墨付き!アールスメロン

秋もイチ押し、
益田メロン!!

西いわみ地区本部 
益田メロン部会 部会長 田原清さん

島根のメロンと言えば、「益田メロン」。
益田では6月のアムスメロン、7月のアールスメロンを栽培し、現在は秋のアールスメロンの出荷間近!
益田市は、土壌の栄養と太陽の恵みをたっぷりと蓄えた、島根県を代表するメロンの産地です。

特に秋のアールスメロンは昼と夜の温度差があり、糖度のノリも良く、とても甘く美味しいメロン!との評判を聞きつけ、益田メロン部会・田原部会長の農園を訪問。
1つのハウスに800のメロン株が元気に育ち、美食家にその美味しさを賞賛されるのを心待ちにして、すくすくと育っていました!

田原部会長に、これから収穫されるアールスメロンのことを聞くと、「秋の益田のアールスメロンはギフトシーズンではないけー、比較的リーズナブルに食べられる。ぜひ、地元・島根の人も気軽に食べてください!」とのこと。
アールスメロンは、上品な面持ちと強い芳香を持つ高級メロンとして親しまれているが、この時期に出荷される益田メロンは皆さんが想像するより安価で、糖度もあり、お買い得だという。

そのお手頃な値段とは裏腹に、日々の栽培の努力は凄まじい。 綿密に計算された部分に、1株1個の果実に選果、花が咲いて35日程度で一つ一つの果実に新聞をかけ、水と光、温度の加減を毎日チェック、メロンを極限まで鍛え、種をたくさん付けようとするメロンが、その栄養として甘みを蓄える。

特に秋のアールスメロンは7月下旬から定植するため、ハウスの作業はサウナ状態の過酷な環境。それでも田原さんをはじめとする生産農家のメロンに対するこだわりで、毎日徹底した管理を行っている。

目をつぶって選んでも
糖度14度以上のお墨付き!
アールスメロン

益田の選果場には県内で唯一の糖度センサーを導入。選果場で糖度を計り、14度以上のアールスメロンのみを出荷。
そのため、どのアールスメロンも糖度14度以上の甘みたっぷりの美味しさが保証される、まさにお墨付きのアールスメロン!!
しかも糖度センサーがありながらも、生産農家の絶え間ない管理のもとで出荷されるアールスメロンは、センサーでチェックしても、そのほとんどが14度以上の高品質なメロンでセンサーをほとんどがクリアするほど!

出荷は10月下旬から始まり、11月中頃まで。大阪をメインとして広島など都市部に出荷している。
田原部会長は「都市部に美味しいと認められている益田メロンも、島根では東西に長い土地柄のせいか、認知度は味と品質以上に名前が浸透しているとは言い難い。お手頃な秋のアールスメロンで、その美味しさをもっと知ってもらえれば嬉しい」と太鼓判を押す。

アールスメロンといえば、高級なイメージが定着しつつあるが、この時期の益田メロンは、美味しさ以上にお買い得な一品。このチャンスを見逃さないためにも、皆さん、益田のアールスメロンは要チェック間違いなしです!!
(2015年9月)

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