島根のふるさと料理を伝えよう くにびき女性部 笹巻きづくり
くにびき女性部は6月23日、松江市国際交流会館で笹巻きづくりを行いました。
この企画は、島根県立松江東高等学校3年生の舟木菜子(なこ)さんが、「探究活動」授業の一環で、地域の子どもたちにふるさと料理を伝えようと、当女性部に講師を依頼したものです。
当日は舟木さんと女性部員9名、小学生や保護者等50名が参加。冒頭、諏訪智子女性部長が「今日の笹巻きづくりがふるさとの料理に興味をもつ1つのきっかけになるといいなと思います。一緒に頑張って作りましょう」と挨拶。
◆挨拶をする諏訪部長
続いて、藤田弓子副部長が笹巻きの作り方を説明しました。その後、5~7名ずつに分かれ、各グループに女性部員1~2人が講師となり一緒に笹巻きづくりを体験。皆で協力しながら団子を作り、事前に用意した笹の葉で巻いてイグサで縛り、沸騰したお湯でゆでて笹巻きが完成しました。
笹巻きは出雲地方で古くから月遅れの端午の節句に作られる伝統料理。殺菌・防腐効果があるとされる熊笹の効能にちなんで、子どもの健康を願って食べられています。
参加した川津小学校5年生の酒井駿太さんは「笹を巻くのが楽しかった。最後に結ぶところが難しかった。またやってみたい」と笑顔で話していました。企画した舟木さんは「参加したこどもたちがすごく楽しそうにしてくれて嬉しかった。このイベントを通じて、ふるさとのご飯に興味をもってくれたら嬉しい」と話していました。
◆企画した舟木さん(右)と諏訪部長(左)と参加者
◆舟木さんと女性部員