山陰のあじさい寺 月照寺 拝観
2024年08月09日
~女性部文化歴史・趣味グループ~
くにびき女性部文化歴史・趣味グループは、6月13・14日に月照寺の拝観を行い、各日2班に分かれて合計44名が参加しました。
当日は晴天に恵まれ、見ごろを迎えた約3万本のあじさいを見ながら境内を散策。
小泉八雲の随筆に出てくる「月照寺の大亀」の寿蔵碑(じゅぞうひ)は、頭を撫でると長生きできると言い伝えがあり、順番に頭を撫でて長生きを祈願しました。
書院「高真殿」では、庭園を眺めながら、不昧公愛用の名水を使用したお抹茶を楽しみました。
月照寺は、江戸時代に松江藩初代藩主松平直政公が生母月照院様の霊碑を安置するため、浄土宗の長誉上人を開基とし、蒙光山(むこうさん)月照寺として改称復興したのが始まり。公の没後、二代綱隆公が父の遺命により境内に廟を造り、山号を歓喜山(かんぎさん)と改めて以来、9代にわたる藩主の菩提寺として繁栄してきました。現在国の史跡に指定されている境内には、各廟所の他に鐘楼・唐門、茶の湯の井戸など、藩主菩提寺として由緒正しき遺品・遺跡が数多く残り、歴史と信仰のお寺として親しまれています。
◆松江城を望む
参加した部員は「久しぶりに訪れたが、あじさいも満開で、心が和んだ」と笑顔で話しました。
◆13日参加の皆さん
◆14日参加の皆さん