がん患者へタオル帽子 出雲女性部・やすらぎ会
2021年10月08日
JAしまね出雲女性部とJAの助け合い組織である同JA出雲やすらぎ会は今年度、抗がん剤治療の副作用に悩むがん患者に向けて、タオル帽子の制作に取り組んでいます。9月2日には、島根タオル帽子の会(下井直美代表)を通し、島根県立中央病院と島根大学医学部付属病院に、それぞれ180枚を贈りました。
同女性部の総会などで呼びかけ、5月から制作を開始。JA生活指導員らが下井代表から作り方を教わり、各支部の部員に伝え、裾野を広げました。7月末までに集まったものを第一弾として贈り、今後も支部活動などで取り組んでいきます。
同女性部の高野部長は「患者さんに少しでも寄り添えればと、一針一針願いを込めて作りました」と話し、やすらぎ会の片伊勢妙子会長は「少しでも気持ちよく過ごしていただきたいと思います」と話しました。
同女性部、やすらぎ会は、地域貢献の一環で毎年福祉施設への寄贈を企画しています。昨年は衛生管理に役立ててもらおうと、マスクやタオル、古着Tシャツを集めました。