地域社会への貢献

 島根県の推計人口(令和4年10月1日現在)は、657千人、65歳以上人口の割合は、34.8%となっています。少子高齢化等を背景に急速な人口減少期を迎える中で、地域コミュニティの維持・発展をはかるためには、地域における歴史・自然・文化等を活かした"地域力"発揮による「元気な地域づくり」が求められています。

 JAしまねは、地域貢献・地域活性化に取り組むグループ・団体等の多様な取り組みを表彰、支援することにより住民自らの"地域力"の向上を応援し、島根県内の地域活性化に貢献することを目的として、平成25年(2013年)から実施しています。これまで「地域活性化団体活動表彰の部」では173団体を表彰させていただきました。

 また、令和4年度からは、フードバンク・子ども食堂活動を普及、維持・拡大または開始するための活動資金を支援する目的で「フードバンク・子ども食堂活動支援の部」を新たに設立しました。

 団体活動として表彰させていただいた取り組みをいくつかご紹介します。

団体名

活動概要(当時)

 ゆりかごの会

松江市のゆりかごの会は「命をいつくしみ、優しい心を育み、ふれあいの喜びを分かち合う」をモットーに2003年に設立。朗読活動で小・中学校に本の読み聞かせをしています。同市立鹿島東小学校の放課後子ども広場の児童と、料理教室や抹茶体験教室なども行い、地域の食材や文化を積極的に発信されています。【令和2年度】

 畑村梅の会

出雲市の畑村梅の会は、景観保全も兼ねた梅栽培を通じて共同作業で地域活性化に貢献されています。交通安全のかかし作りや園児らと梅の収穫体験なども実施しています。【令和3年度】

 波多コミュニティ協議会

雲南市掛合町の波多コミュニティ協議会は、同町波多地区の住民が心豊かに日常生活を送れるよう、さまざまな組織が連携して活動。買い物の拠点となる「はたマーケット」の運営や無料送迎車「たすけ愛号」による移動手段がない人への支援など「一人も取り残さない」という想いで取り組まれています。【令和4年度】

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