出雲地区本部

そば

出雲そば

そばには生命の維持や成長に欠かせない、良質なたんぱく質がたくさん含まれています。また体内では作ることが出来ないアミノ酸が多く含まれていることが特徴です。体の発育に大切なリジン、スタミナの源のアルギニンを多く含み、成長期の子どもに適した食べ物です。

そばにはビタミンB群も多く含まれています。ビタミンB1は体力低下やイライラ、食欲不振の解消に役立ち、B2は皮膚や粘膜を健康に保つためには欠かせない栄養素です。また、ルチンも含み毛細血管を強化し血圧を下げ、コリンという成分には肝臓の働きを促進し、肝臓に脂肪がたまるのを防ぎます。そばはカロリーも少ないのでダイエット食としても有効です。

出雲そばの収穫

JAいずも管内では出雲地区を中心にそばを栽培しています。出雲産「玄そば」で打った「出雲そば」にこだわろうと、平成15年に出雲そば生産組合を設立し、12.3haで栽培を初め平成24年度は、102.1haの栽培となり年々作付面積は拡大しています。
しかし、日本三大そばの一つとして有名な「出雲そば」は、県内自給率が20%程度で栽培種も県外育成の「信濃1号」に頼っている状況でした。平成22年に島根県オリジナル品種「出雲の舞」が育成されたことにより平成23年産から栽培を開始し、今後は「信濃1号」「出雲の舞」の2品種による栽培を計画しています。
栽培方法は、周囲作耕した高畝栽培を推奨しています。播種はトラクターを利用した耕起同時播種を行い、収穫はそば専用コンバインで刈り取ります。作期分散を図る為、8月から9月上旬まで順次播種を行います。そして10月上旬から11月中旬に収穫します。

ここがポイント

◎出雲そばのおいしいポイント

そばをおいしくいただくには3つのポイントがあります。"①挽きたて ②打ちたて ③ゆでたて"。これによりそばの香りが生き、おいしい出雲そばが出来上がります。ユニティいずも2008年12月号P4、P5の打ち方を参考に打ちたて、ゆでたてをお試し下さい。

◎そば栽培のポイント

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