出雲地区本部

青ネギ

青ネギの成分

ネギは、根の部分が伸びるにつれて土をかぶせて栽培する「根深ネギ(長ネギ)」と、土をかぶせずにそのまま育てる「葉ネギ(青ネギ)」の2種類に大きく区分されます。各種ビタミン、ミネラルの含有量は「青ネギ」の方が多く、緑の葉の部分には粘膜を健康に保つβカロテンも含まれます。また、青ネギはビタミンCやカルシウムを多く含む緑黄色野菜です。
ネギには独特のアリシンという揮発性成分による刺激臭がありますが、このアリシンはビタミンB1の吸収を高め体力を回復させ、精神の安定にも役立ち、血液サラサラにも効果があります。

青ネギの収穫

青ネギはハウスを利用して周年で栽培します。通常は種まきをしてから3、4ヶ月で収穫しますが、夏場は成長がよく種まき後2ヶ月で収穫を迎えます。周年栽培のため1年間に何度も種まきと収穫を繰り返します。
収穫は早朝から行い、50〜70センチの長さで抜き取っていきます。収穫した青ネギは、その日の午後には集荷所に持ち込みます。

ここがポイント

◎選ぶポイント

青ネギの葉の緑色が鮮やかで濃く、葉先までピンと張りのあるみずみずしいものを選びましょう。葉の色が黄ばんで乾燥しているものは、鮮度が落ちているので注意が必要。

◎保存のポイント

余ったネギは小口切りにしてタッパーに入れて保存すれば、薬味としてすぐに使えます。

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