出雲地区本部

出雲産きゅうり 初選果・初せりを行いました

2022年05月17日

 JAしまね出雲きゅうり部会は3月31日、出雲西部集荷所で春作きゅうりの共同選果の初出荷を行いました。生産者、選果人、JA関係者ら約30名が集まり初出荷を祝いました。石飛政樹部会長は「今年度は春作・秋作ともに期間を通して継続的に選果する。10月下旬までの長い期間になるので体調にはくれぐれも気をつけてほしい」と話しました。当日は約480kgの出荷。2月の低温などにより昨年に比べて少ない出荷でした。きゅうりは一つ一つ状態を確認され選果機によってサイズ、規格ごとに選別されました。

 春作の出荷は7月下旬まで続き、期間を通して「出雲きゅうり」の高品質で安定的な出荷を行い、ブランド力向上を目指します。

 また、4月1日、出雲大同青果で春作きゅうりの初セリが行われました。初せりには前日選果されたきゅうり379㎏が並びました。初せりに先立ち出雲地区本部の岡田本部長は「資材価格の高騰など生産原価が上がってきている。若手の生産者も多く、安心して生産が継続できる価格で安定的な取引をお願いしたい。」と挨拶しました。

 JAしまね出雲きゅうり部会は生産者17名延べ面積3.2haで栽培しています。昨年度の販売額は約8,400万円、今年度はJAへ全量出荷、販売強化など掲げ1億円を目標としています。

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