出雲地区本部

デラウェアの出荷が始まりました

2022年05月18日

令和4年産の「島根ぶどう」が、4月20日に益田市で開かれた初出荷式でスタートしました。JAしまね出雲地区本部管内では、4月22日に荒茅ぶどう集荷所で検査を開始。生産者1人が合計42キロの「デラウェア」を持ち込みました。

 今年度は、ジベレリン処理の時期に天候不良はあったものの、その後の作業は順調に進みました。仕上がりも良く、22日には、糖度20度以上の高品質な「デラウェア」が出荷されました。今後徐々に出荷量が増え、6月上旬にピークを迎え8月上旬まで出荷が続く見込みです。

 同部会の石橋貢部会長は「今年度産は冬場に低温や天候不順、重油の価格高騰の影響があったが、粒張りや糖度は昨年以上のものになっている。初セリでは昨年を上回る値段をつけてもらった。コロナウィルスの影響により販売面で多少の心配はあるが、国内需要があると感じている。生産者それぞれ自覚を持って品質のよいぶどうを出荷し、前年を上回る販売額を目指したい」と話しました。

写真①.jpg