出雲地区本部

多伎いちじくの出発式が開催されました

2018年09月13日

 多伎いちじく生産部会は8月23日、多伎農産物集荷所で平成30年産の出発式を開きました。生産者、行政、JA関係者ら約40人が出席。販売方針を確認し、約1,800パック(約540キロ)を島根・鳥取の計7市場に出荷しました。

 同町の特産「多伎いちじく」の品種は、強い甘みが特徴の「蓬莱柿」。部会員90人が16.4ヘクタール(うちハウス1.2ヘクタール)で栽培しています。今年産のいちじくは6月下旬以降の高温、少雨により小玉傾向が懸念されていますが、糖度は高く、甘いいちじくが出荷されています。出荷計画は生果65トン、加工用70トン。今後山陽、大阪、東京の各市場へも出荷し、販売高は7,800万円を計画しています。

 式では地元の「いさり火太鼓同好会」が力強い演奏を披露したほか、「多伎いちじく」のマスコットキャラクター「ほーらいちゃん」も登場し、出発式に花を添えました。立脇渉部会長は「安全・安心な甘いいちじくをお届けできるよう頑張っている。ぜひ食べていただきたい」と呼びかけました。

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