ふるさと島根を支える農の担い手シリーズ 寺本秋穂さん
父はいつもニコニコしながら作業をしてたので、農業が大変という印象はなかったです。厳しいこともあったみたいですけど、そこは子供には見せませんでした。そういうところは上手だったのかなぁとちょっと感心してます（笑）。
果樹がやりたくて、農林大学校の果樹専攻に進みました。シャインマスカットを選んだのは、単価が高かったからです（笑）。ＪＡさんからは2年生の時に奨学金（※）をいただけて、父もすごく喜んでました。就農4年目を迎えて、シャインの実の太りもだんだんよくなってきたと思います。
昨年、弟が大玉トマトで就農したので、お互いに手伝いながら、白ネギとキャベツもはじめました。大変なことも多いけど、自分で考えたことがそのまま実行できるのは楽しいです。
※新規就農者の育成を目的とした支援策「地域農業の担い手の育成確保のための学資貸与」のこと。
