第16回全日本ホルスタイン共進会が開催されました🐄

2025年11月07日

 第16回全日本ホルスタイン共進会が10月25、26日に北海道安平町で開かれ、島根県からは代表牛3頭が出品されました。出雲市の河村博文さんが出品した「リバービレツジ ハンコツク クリスタル」が第10部(経産・32月以上36月未満)で最高位グループである優等賞の3席を受賞し、島根県代表として過去最高の成績をおさめました。

【島根・しまね】全ホル共 島根の河村さん 優等賞3席.JPG
 同共進会は乳牛の改良の成果を競い、おおむね5年に1度に開催されるため「乳牛のオリンピック」と呼ばれています。今大会は前大会がコロナ禍で中止となったため10年振りに開催。今大会は全国から約400頭が出品されました。

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 河村さんは、大学卒業後の今年4月に親元で就農。過去3回の出場経験を持つ父親の保志さんから出品牛の管理などを任され、今大会に挑みました。河村さんは「乳房調整を直前まで悩んだが、結果的に良い選択ができた。皆さんの支えや協力があって出品できた1頭だったので、優等賞3席という結果で返すことができた」と喜びを語りました。保志さんは「レベルが高くなりすぎていてどう評価されるか分からなかった。当日は朝から気が張っていた」と振り返りました。

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 同市の和田雅樹さんが出品した「MJB サイドキツク フレーク」は、第2部(未経産・12月以上14月未満)で2等賞12席を受賞。和田さんは「全国規模となると牛のスケールが違い、力の差を感じた」と感想を語りました。

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 高校生特別枠で初出場した島根県立出雲農林高校が出品した「IAHS レラ ドラゴンボール ホワイトムーン」は、第2部で2等賞14席を受賞。出品牛を引いた永瀬琴葉さんは「牛とのペースを合わせて歩くことができた」と話しました。

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