第43回島根西条柿「こづち」品評会を開きました!

2025年10月28日

 JAしまねは10月27日、出雲市の同JA営農経済本店で第43回島根西条柿「こづち」品評会を開きました。出雲やいわみ中央、西いわみなど4地区本部から24点の出品があり、石見銀山地区本部の農事組合法人いなぎが最優秀賞の農林水産省中国四国農政局長賞(こづち賞)に選ばれました。

DSC_0465.JPG
 脱渋した1箱5キロ入りの柿「西条」を、審査員8人が色づきや外観、糖度、食味などを確認しながら入賞を決めました。審査長を務めた島根県農業技術センターの中尾幸義所長は「今年は春先の凍霜害や梅雨明け後の猛暑・少雨など厳しい栽培環境であった。こうした中ですぐれた出品物が多く、申し分ない出来栄えになったのは生産者の努力と高い技術力のたまものだ」と全体を講評。特に最優秀賞に選ばれた出品物は、着色や形状の揃いが良く、軟化もなく、食味が優れていたと評価されました。

DSC_0414.JPG
 今年産は220人が約92ヘクタールで栽培し、JA共販取り扱いは出荷量250トン、販売金額1億1250万円を計画しています。


 その他の入賞者は次のとおりです。
▽優秀賞(島根県知事賞)=清水渡(出雲)▽優良賞(島根県農業協同組合長賞)=寺戸伸郎(西いわみ)▽優良賞(島根県果樹研究同志会長賞)=清水英範(出雲)、山根秀俊(出雲)、水浦誠司(出雲)▽奨励賞(青果市場社長賞)=川瀬利治(出雲)、伊藤俊男(出雲)、小谷勇雄(石見銀山)、恩田幸一(出雲)