第10回通常総代会を開催しました

2024年07月08日

 今年で第10回を数える通常総代会を6月30日(日)、出雲市の出雲市民会館で開催しました。

 当日は、総代定数1,000人(欠員3人)に対し、965人(書面決議を含む)が出席。議長団に、胡摩田弘孝総代(石見銀山地区本部)、齋藤学総代(西いわみ地区本部)の両氏を選出し、各地区本部総代から意見、要望が出される中、前年度事業報告、新年度事業計画など全議案が可決承認されました。

 石川寿樹組合長は「令和6年度は農林中央金庫の決算悪化による還元減少や共済事業における保有高の減少などにより、大幅な収益減少が予想されるが、これまで取り組んだ事業改革の成果もあり事業利益8,000万円、当期剰余金2億2,800万円を目標に掲げ取り組む。また、農業振興支援事業についても昨年度同様1億5,000万円を計画し、米粉・有機農業の生産拡大、自動車燃料事業の県域会社化、ホームセンターとの連携にも引き続き取り組み成果を出していきたい。JAを取り巻く環境は厳しいが、抱えている課題に対ししっかり検討を進め、組合員の負託に応えられるよう10年先を見据え更なる改革を行っていく」とあいさつしました。

P=1-1.JPG

 また今回、食料安全保障の強化に向けた基本農政の確立に関する特別決議が、満場一致で採択されました。

 食料安全保障の強化に向けた施策の具体化を政府・与党に求めるとともに、総合事業の強みを生かした活動と事業の好循環を目指し、さらには国産農畜産物の適正な価格形成の実現へ向け、「国消国産」運動を強力に展開することを確認しました。

第10回通常総代会資料はこちらからご覧ください。

お知らせ

 本総代会では、ご出席いただいた総代の皆さまからご質問やご意見を幅広く頂戴いたしました。いただいたご質問・ご意見に対する回答は、改めて広報誌等でご報告させていただきます。