島根県内の特産品 - 野菜

あすっこ



島根県の春を告げるオリジナル野菜が大人気♪

あすっこは、平成15年に島根県が「ブロッコリー」と「ビタミン菜」を交配して誕生した、島根県オリジナル野菜です。茎も葉も花も捨てるところがなく、全て食べることができ、甘味があり、苦味やクセがないため小さな子供達にも大人気です。火が通りやすく、調理方法は和・洋・中を問いません。
県内はもとより瀬戸内、中京、関西にも出荷しており、島根県の春野菜として好評を得ています。

主な産地 県内ほぼ全域
主な品種 あすっこ
出荷時期 12月~翌4月

キャベツ



サラダにお好み焼きに、島根キャベツを!

島根県全域で栽培されており、春キャベツ、初夏どりキャベツ、夏秋キャベツから主となる冬キャベツと周年での生産出荷を行っています。
冬キャベツは、県内・広島市場はもとより大阪市場にも出荷しており、特に「松波」については、加熱後の食味も良く、お好み焼き向けを中心に高い評価を得ています。
近年は、大玉を中心にカット野菜向けの出荷も実施しており、生産から販売まで一貫した取組がなされています。

主な産地 松江市、出雲市(斐川町)、雲南市、大田市、浜田市
主な品種 初夏キャベツ:YRSE、夏秋キャベツ:おきな、冬キャベツ:松波・夢舞台・夢ごろも
出荷時期 初夏キャベツ:4月~6月、夏秋キャベツ:7月~9月、冬キャベツ:10月~翌4月

玉ねぎ



貯蔵もできて!用途は多様!
7~9月は島根玉ねぎで!

9月に種を播き、11月に定植した苗は冬を越えて、6月に収穫します。
収穫後一度乾燥させた後に、調整出荷される玉ねぎは、生産者の手間ひま掛かった分、高品質で美味しく仕上がっており、主な販売先である広島・県内市場からも食味・外観ともに高い評価を得ています。また、収穫後の玉ねぎを貯蔵している吊り小屋は、産地を代表する風物詩となっています。
近年は、生産者の作業集中の緩和と長期出荷を目的に早生品種の導入にも取り組んでいます。

主な産地 出雲市(斐川町)、益田市
主な品種 七宝早生、もみじ3号、ターザン
出荷時期 6月、7月中旬~9月中旬

トマト



太陽の恵みがいっぱいの真っ赤なトマト

主産地である益田市のトマト栽培は、昭和50年代からメロンの普及とともに拡大し、今やメロンに並ぶ特産品となっています。温暖な気候と生産者の高い栽培技術が、その高い評価の源です。
もともと品質レベルについては高い評価をいただいていましたが、平成23年度に選果機を更新し、センサー選果を導入したことにより、品質レベルはさらに向上しています。「棚もちのよさ」にも定評があります。
後継者育成も進んでおり、元気で活気あるトマト産地、それが島根県益田市です。

主な産地 益田市
主な品種 りんか、ももたろう 等
出荷時期 春作:4月下旬~7月下旬、秋作:8月下旬~12月下旬

アスパラガス



島根の味をもう一品!島根県産アスパラガス

「島根の味をもう一品」をスローガンに、水田の転作作物として栽培が進んだ島根県産アスパラガス。近年は施設物の出荷量も増え、島根県の春の旬食材としても定着してきました。
6月には立茎期により収穫量は減少しますが、7月から夏芽が増え、再び店頭や消費者の皆様の食卓を鮮やかな緑色が彩ることとなります。
島根の自然の恵みを凝縮したアスパラガス。食卓にもう一品、島根のアスパラガスをいかがですか。

主な産地 出雲市、安来市、大田市
主な品種 ウェルカム、スーパーウェルカム
出荷時期 3月中旬~10月中旬

ブロッコリー

主役はかあちゃん。愛情たっぷりの「かあちゃんブロッコリー」

島根県出雲市のブロッコリーは、女性が中心となり愛情をたっぷり注いで栽培しているため、「かあちゃんブロッコリー」と名付けられました。その栽培の歴史は30年以上にわたり、近年では県内外で「かあちゃんブロッコリー」の愛称で親しまれています。「かあちゃんブロッコリー」の大きな特徴は、その鮮度とボリューム感。店頭で陳列される風景はまさに圧巻で、消費者の皆様からも高い評価をいただいております。
選ぶなら「かあちゃんブロッコリー」。元気なかあちゃんたちのエネルギーがたくさん詰まっています。

主な産地 出雲市
主な品種 ピクセル、グランドーム 等
出荷時期 春作:4月下旬~6月下旬、秋冬作:10月上旬~3月下旬

青ねぎ


料理の名脇役!島根県産青ねぎ

島根県の青ねぎはいわゆる細ねぎで、ほとんどがハウスで栽培されています。周年で栽培しており、色が濃く棚持ちがよいと高い評価をいただいています。
共同選別のうえ、厳格な検査のもと出荷しているため、品質レベルは高く安定しています。

主な産地 雲南市、出雲市
主な品種 鴨頭、冬彦、冬作
出荷時期 周年

白ねぎ



鍋商材には欠かせない!島根県産白ねぎ

島根県では女性や高齢者でも取り組みやすい白ねぎの面積が拡大しています。主産地は、中国山地に位置する邑智郡で、雪が降り積もる過酷な栽培環境のなか、生産者は喜ばれる白ねぎづくりに励んでいます。気温が下がる12月以降の白ねぎは甘みが増し、鍋や焼き物で食べると絶品です。
また、近年は夏ねぎにも力を入れており、5月、6月を除いた10ヶ月間白ねぎを出荷しています。

主な産地 出雲市、邑智郡
主な品種 ホワイトスター、夏扇・冬扇、光の剣
出荷時期 5月・6月を除く

水耕野菜(みどりちゃんシリーズ)


神話の里「奥出雲」地方で育てた安全安心水耕野菜!

土を使わず新鮮な水だけで栽培されている水耕野菜です。水耕栽培により周年安定した生産、出荷が可能となっています。以下4つの条件を満たした商品だけを「みどりちゃん」シリーズとして出荷しています。

  • 安心栽培:農薬散布回数の制限、適正肥培管理、使用資材の指定、生育カードの記録・保管
  • 衛生管理:栽培圃場(生産)から調整施設(出荷)の衛生管理を徹底、作業前の手洗い使用資材の洗浄・殺菌、整理整頓
  • 栽培確認:関係機関(JA)による栽培管理の確認
  • 情報公開:JAホームページによる公開 また、GAP(適正農業規範)の取組みによる安全・安心野菜の供給を行っています。
主な産地 雲南市
主な品種 葉ネギ・サラダホウレンソウ・サラダ水菜・サラダ菜・サンチェ・ミニセロリ・青梗菜
出荷時期 周年

菌床しいたけ

焼いて良し!蒸して良し!鍋に良し!
島根の菌床しいたけ

施設栽培による周年出荷を行っており、10月~1月に出荷ピークを迎えます。生産量は年々増加傾向にあり、県内市場はもちろんですが、関西・広島市場へ出荷を行っています
なんといっても「肉厚で棚持ちが良い」ことが特徴で、島根しいたけのファンは生産量とともに拡大中です。

主な産地 出雲市、邑南町、浜田市
主な品種 600号、607号、73号
出荷時期 周年

パプリカ


肉厚!島根のパプリカ

海外からの輸入が多い品目ではありますが、「国産」の売りである「安全・安心」を第一に生産を行っています。
出荷先は、県内市場はもちろん、関西・広島市場へ出荷しています。棚持ちが良く、肉厚であることが特長です。色の割合は、赤:黄:オレンジ=6:3:1です。

主な産地 雲南市、出雲市
主な品種 赤:スペシャル、黄:フェアウェイ、オレンジ:マドナ
出荷時期 6月~2月末(出荷ピークは8月~9月、11月)

ちぢみ小松菜



寒締めすることで甘みがUP!

従来の小松菜よりも葉が縮んでいるため、「ちぢみ小松菜」といいます。葉は濃緑で光沢があり、寒締めすることで甘みが増します。ちぢみほうれん草ほどメジャーではありませんが、その食感・食味のよさから根強いファンが拡大中です。
益田市のちぢみ小松菜は、全量ハウス栽培のため衛生的であることに加え、安定的な出荷が可能です。新たな特産品として年々数量は拡大中です。

主な産地 益田市、吉賀町、津和野町
主な品種 ちぢみ小松菜
出荷時期 12月~翌3月中旬(出荷ピークは1月~2月)

枝豆

鮮度が一番!
ビールのお供は島根の枝豆で決まり!

島根県では、水田の有効活用の観点と近県では主産地がないことから、枝豆を新興品目と位置付け、供給産地を目指して県下で取り組んでいます。枝豆は収穫適期が短く、面積拡大が難しい品目ですが、現在は、機械化一貫体制(播種・培土・収穫・脱莢・選別・袋詰め)の導入により面積拡大に取り組んでいます。
出荷形態は、鮮度保持の良い「枝付き」とゴミの出ない「莢のみ」となっており、需要の多い7~8月中心の出荷を行っています。

主な産地 松江市、出雲市(斐川町)、邑智郡
主な品種 湯上がり娘、ゆかた娘
出荷時期 7月中旬~9月下旬