雲南地区本部

センター概要

雲南地域の新しい産業創出と
生産者・消費者が歓びを共有するために。

果物は食卓と心に豊かさとうるおいを与え、また様々な成分を含む健康食品として日常生活に欠かせない食べ物です。
果樹技術指導センターでは、これまでの雪害をはじめとする環境面や高齢化にともなう栽培農家の減少などをふまえ、果物が少なく栽培技術や技術者も不足していた雲南地域の発展と豊かな食生活に貢献するため、中山間地に適した果物の栽培研究や経営実証を行うために生まれました。
野菜や米、肉など県内外から高い評価をいただいている"奥出雲ブランド"。これに続く新しい産業創出を信念に、消費者には四季を通じた食味のよい果実の供給を、生産者にはよりよい環境づくりとやさしい技術開発を目指し、果樹産業の今後を支えてまいります。
また、研修制度やカリキュラムを設け、将来の果樹農業を担う優秀な農業者・技術者の養成にも力を注ぎます。

役割とビジョン

JAしまね 雲南地区本部果樹技術指導センター 概要

奥出雲の豊かな自然に囲まれた、敷地面積17,300の広大な敷地に両屋根式ハウス(展示実証施設5棟・研修式リースハウス2棟、他露地の網棚栽培施設)を設置し、施設果樹による儲かる経営の実証拠点とします。

両屋根式ハウスの特徴

雲南地域の気候条件や作業労働の軽減効果も期待できる、耐風性(40m/s)・耐雪性(1m以上)に優れた高機能・低コストハウスです。

展示実証施設

実証規模 7,560
  • 両屋根式ハウス 5棟(7,560)
栽培品目 プルーン、モモ、ブドウ、オウトウ、スモモ
目的
  • 果樹の栽培研究
  • 経営実証
  • 定期的な果樹講習会

研修用リース施設

実証規模 5,290
  • 両屋根式ハウス 2棟(3,360)
  • 網棚栽培(露地)
栽培品目 〈ハウス〉 プルーン、モモ
〈露地〉 ブルーベリー、梨など
目的
  • 新規生産者の初期負担軽減
  • 栽培技術の取得・生産
  • 果樹中核農家としての自立

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