雲南地区本部

水稲有機栽培の課題解決 除草機実演会開催

2024年06月17日

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 雲南地区本部は6月上旬、雲南市三刀屋町で水稲の有機JAS取得を目指す、なべやまらいす株式会社の圃場で、農機具メーカーみのる産業株式会社の水田駆動除草機「トルウィード」の実演会を開きました。参加者は水稲有機栽培で課題となる除草対策を学びました。

 同JAでは生産資材高騰と米価低迷への対応として、中山間地などの米作りで有機米の生産拡大に取り組んでいます。

 JAの取り組みをきっかけに、なべやまらいすは昨年から農薬・化学肥料不使用の水稲栽培を始めました。

 実演会では、みのる産業の担当者が「トルウィード」は3輪駆動のため欠株が少なく、株間と条間の両方を同時に除草し、10アール当たり約15分で作業できることなどを説明。田植え後1週間の圃場で実演しました。参加者も試乗し、操作性の確認や除草後の草の状態を見るなどしました。