津田かぶ
「津田かぶ」は、江戸時代末期に津田村 (現在の松江市津田地区) で立原紋兵衛氏によって品種改良され、当初はその名前から「紋兵衛 (もんべい) かぶ」といわれていたが、その後に栽培地から「津田かぶ」という名称に変わったとされています。
出雲神話の三種の神器のひとつである「勾玉 (まが玉)」と同じような形状で、地上部は赤紫、地下部は白。主に漬物用として利用され、松江市の特産野菜の一つである。
現在は漬け物業者との契約による生産が主流で、収穫後 1 週間程「はで干し」する光景は冬の風物詩にもなっています。現在では、生での出荷もあります。
お歳暮用等としての「糠漬け」が一般的ですが浅漬け用やサラダ用としても使われています。