牡丹
世界一の牡丹の里
生産の歴史
島根県の県花でもある八束町の牡丹は原産地は中国で、持って生まれた美しさから「花の王」と称されてきました。
歴史としては古く、今から約300年前に、遠州地方 (現在の静岡県) の秋葉山へ全隆寺の住職が修行に訪れた際に薬用として持ち帰り、境内へ植え付けたのが始まりとされています。その後、関西方面 (今の宝塚市周辺) より多数のボタン苗が持ち込まれ、島内の農家へ普及し独自に研究を重ね品種改良を行 い、新品種や優良品種を数多く作り出していきました。昭和に入り、芍薬の苗に牡丹の芽を継ぐという新しい技術が導入され大量生産が可能となり、行商にでる 農家が増え全国で見られるようになりました。
海外への輸出も始まり世界的にも知られるようになり、現在は年間180万本が生産され、主にヨーロッパや、アメリカへ出荷されています。
年間スケジュール
開花シーズン | 4月下旬~5月初旬 |
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苗木の出荷シーズン | 8月下旬~12月下旬 |
鉢物出荷シーズン | 12月中旬~3月下旬 |
切り花出荷シーズン | 12月中旬~3月下旬 |
施設紹介
牡丹協同集出荷施設 ここで農家より牡丹の苗木や鉢を受け取り、国外へ輸出したり国内市場へ出荷しています。
牡丹カタログ
八束町の牡丹、およそ 300 年前遠洲地方から持ち帰り、根付けたのが始まりで、その後の品種の改良、優良品種の導入等により、現在年間約 250 種類、150 万本が生産され、 八束町の基幹作物として、又、観光資源として脚光を浴びている。
牡丹の苗木は、国内はもとより海外にも輸出され、今や日本の牡丹として名声を博している。
4 月末から 5 月上旬にかけて花径 20 ~ 30cm の大輪の花が色鮮やかに咲き競う様は、まことに絢爛豪華でまさに花の王と呼ぶにふさわしい。
赤系
- 花王(かおう)
- 太陽(たいよう)
- 芳紀(ほうき)
- 新七福神(しんしちふくじん)
赤紫系
- 島大臣(しまだいじん)
- 麟鳳(りんぽう)
藤色系
- 島根長寿楽(しまねちょうじゅらく)
- 鎌田藤(かまたふじ)
桃系
- 花競(はなきそい)
- 八重桜(やえざくら)
- 八千代椿(やちよつばき)
- 天衣(てんい)
白系
- 連鶴(れんかく)
- 島根白雁(しまねはくがん)
黒系
- 初烏(はつがらす)
- 皇嘉門(こうかもん)
黄系
- ハイヌーン
- 黄冠
紅白
- 島錦(しまにしき)
※品種の指定も出来ますが、出来るだけ色で指定をお願いします。
※開花直前のつぼみの付いた状態で発送いたします。
※植物につき色・姿・形が写真と異なることがございますのであらかじめご了承ください。
※花を楽しんだ後は、花首からちぎって、鉢ごと地植えにすると枯れにくくなり管理が楽になります。
お問い合せ・お申込
雲州人蔘に関するお問い合わせ・お申込は下記の通りです。
〒690-1404 島根県松江市八束町波入2040番地
0120-053-435
TEL. 0852-76-2525 / FAX. 0852-76-2520
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