松江市農政意見交換会開催!地域農業の更なる振興に向けて
松江市農政会議(前田保典会長2,516名)は11月17日、営農総合センターで松江市産業経済部と「令和7年度松江市農政意見交換会」を開催し、地域の農業振興について意見を交わしました。
当日は、同農政会議の他、くにびき地区本部や青年連盟、女性部などの組織・団体から約45名が出席。初めに、前田会長が「有意義な意見交換会となるようお願いします」と挨拶。続いて、同市経済産業部の恩田敏子次長が松江市の農業と令和7年度予算について説明しました。
◆挨拶をする前田会長
その後意見交換会に移り、出席者から次のとおり意見、要望がありました。
清水秋廣顧問(秋鹿支部)
Q.有害鳥獣被害防除施設整備事業補助金の補助率の上乗せは検討しているのか、有害鳥獣に対する担当課などの設置の考えはあるのか。
A.防護柵設置の補助率上乗せは限りある予算を多くの方に利用していただくため難しく思っているが、一定の条件で広範囲にわたる防護柵を14年間無償で貸し出す制度がある。また、鳥獣対策のみを担当する課の設置は考えていない。
勝田達雄支部長(玉湯支部)
Q.中山間地の農業地を多く抱える行政として、小規模農業者の支援強化に向けて積極的な働きを求めるとともに、要件緩和を図る市の独自策を作っていただきたい。また、各種補助金などの支援策について制度はあるものの、周知の方法が様々で農業者が認知しにくい現状がある。農業規模ごとの支援策等を一覧表にし、支援策の見える化とそれを幅広く周知していただきたい。
A.6年度に行った地域計画の策定時に、地域営農を継続する意向がある農業者が多数あり、農地の維持に必要な機械の導入について大・中・小それぞれの規模の農業者向けに、6月補正で新たに事業を始めている。また、これまでは認定農業者・新規就農者などの対象者ごとに周知を行っていたので、周知方法を見直す。
上山根有史委員長(青年連盟)
Q.7年度の米集荷価格は前例がないほど高価となったが、備蓄米の大量放出や水稲作付面積の増加により市場の米流通量が増え、米の価格が想定以上に下落する可能性がある。そうした事態が起こった際に、市として講じる対策を検討されているのか。また、松江市地域計画の策定に向けて対応する市職員が不足しているように感じるが、今後の松江地域の営農の展望を、市としてどのように考えているのか。
A.本市では独自に、イネカメムシの被害を抑えることで、農業者の経営及び米価の安定に寄与するために、緊急的に防除に使用する薬剤に対して支援を進めている。また、収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)の受付や収入保険の保険料を一部補助している。地域計画については、引き続き対応するとともに状況に応じて変更していく必要があるが、市の職員だけではきめ細やかな対応が十分でない面があるため、県やJAなど関係機関の協力を得て進めていく。今後も、関係機関と連携し、西条柿や牡丹などの特産物や中山間地農業の振興を推し進めるとともに、持続可能な農業の実現を目指していきたい。
◆松江市に意見を述べる勝部支部長











