美味な旬の味をお届け！ 西条柿「こづち」の出荷始まる

　秋の味覚、特産西条柿「こづち」の選果が始まり、１０月１０日には本庄選果場で、ＪＡ役職員や作業員など約２５名が参加し初選果式を行いました。

　冒頭、新宮紀彦営農経済部長が「本年も猛暑による日焼けや着色の遅れ、奇形果の増加など心配事が多くありますが、西条柿を待ち望む消費者や市場の皆さまに安心・安全で美味しい柿をお届けできるよう、適正に選果をお願いします」と挨拶しました。

◆挨拶をする新宮部長

　この日集まった西条柿は約５８０㎏。形や大きさ、色などの確認をした後、選果機を稼働。渋抜き用のドライアイスと一緒に箱詰めして、山陽や市内の市場に向け出荷しました。

　小室陽二園芸特産課長は「今年は猛暑と着色の遅れなどで生育を懸念していたが、台風の影響も少なく、美味しい柿が収穫できている。皆さんにぜひご賞味いただきたい」とＰＲしました。

　今年も山陽市場を中心に２５ｔの出荷を目標とし、１１月中旬まで出荷作業が続く予定です。

◆選別する作業員