土地利用型農業や農業機械について学ぶ ~農業法人会と稲作協議会で合同視察研修会~
2025年10月17日
くにびき農業法人会(岸本定朝会長・20組織)とくにびき稲作協議会(前田保典副会長・79名)が7月22日~23日、関西方面への合同視察研修会を実施し、会員と事務局34名が参加しました。
同研修会は、土地利用型水田のフル活用や省力化における先進地の事例や農業機械について学ぶことを目的に実施するもの。
初日は、JAレーク滋賀の子会社である㈱アグリサポート高島(滋賀県高島市今津町)を訪問。同社は、主食用米の生産に固着せず、地域性を活かした戦略作物を作付けすることで、国の各種支援策を活用する、「水田フル活用による土地利用型農業」への取り組みを実施。また、ドローンによる施肥・防除技術の体制整備、圃場管理システムの活用による作物の適期管理など、「スマート農業」の積極的な検討・導入について説明を受けました。
◆㈱アグリサポート高島では土地利用型農業への取り組みなどを受講

二日目は、大阪府堺市にある㈱クボタの堺臨海工場を訪問。エンジンの組み立て工程や修理に必要なサービス部品の配送体制などについて説明を受けた後、実際にエンジン製造ラインや西日本部品センターを見学しました。
◆(株)クボタの堺臨海工場で記念撮影をする参加者

参加した会員は「技術的な部分だけでなく、農業に対する思いも聞けて良かった。会員間の情報共有もでき、有意義な視察になった」と話しました。











