くにびき地区本部

令和7年産米集荷決起大会を開催!

2025年10月17日

  くにびき地区本部は7月29日、教育文化センターSan・san館で「令和7年産米集荷決起大会」を開催し、水稲生産者や松江市、JA職員など約60名が参加しました。

 同大会は、JAグループの集荷率向上による安定供給が消費者の適正価格に繋がり、最終的には生産者の経営安定に繋がることから、JAしまね全体の取り組みとして地区本部ごとに開催するもの。

 冒頭、JAしまねの嘉本智美常務理事が「JAとしては安定供給のことはもちろん、何よりも皆さまが安心して米を作り続けられるよう適正価格の維持に努力を重ねてまいります。丹精込めて作られたお米を一袋でも多くJAに出荷していただきますようお願いします」と挨拶。続いて、当地区本部の越野浩昭本部長が「JAへの集荷率の低下を招いた原因はさまざまであると認識していますが、これからも松江で作った美味しいお米が販売できるよう、JAしまね一丸となって米集荷運動に取り組んでまいります」と述べました。

◆挨拶する嘉本常務理事

挨拶する嘉本常務理事.JPG

◆挨拶する越野本部長

挨拶する越野本部長.JPG

 続いて、本店米穀園芸課の西尾一俊部長と当地区本部米穀畜産課の大野公祐課長が、近年の米不足や備蓄米の販売状況、今後の需給の見通しなど米穀情勢について説明。

◆米穀情勢について説明

米穀情勢について説明.JPG

 その後、くにびき女性部の協力で、令和6年産の島根米(きぬむすめ)と令和4年産の備蓄米のおにぎりを用意し、参加者全員でクイズ形式の食べ比べを行いました。

女性部とおにぎりの写真.JPG

◆6年産の島根米と4年産の備蓄米を食べ比べ

6年産米と備蓄米を食べ比べ.JPG

 参加した生産者は「比較的近年の備蓄米だったからか大きな違いはないようにも感じたが、6年産と食べ比べるとやっぱり違うなと感じることができ、貴重な体験ができた。一袋でも多くJAに出荷したいと思う」と話しました。