令和7年産米水稲指導会を実施
2025年07月31日
くにびき地区本部は6月6日・7日の両日、3会場(Aコープたまゆ・中海干拓研修センター・営農総合センター)で、令和7年産米水稲指導会を実施し、合計70名の米生産者が参加しました。
同指導会は、米の品質向上と安定した収量確保を目的に実施。夏場の高温対策や病害虫防除等、今後の栽培管理について、近年の状況を踏まえて、営農指導員が説明しました。また、今年の6月から義務化となった「労働者を雇用する農業者に対する熱中症対策」などについて情報を提供。
生産者からは、けい酸加里を追肥するタイミングについての質問があり、営農指導員は「水にほとんど溶けないため、中干し前の土が柔らかい時に散布し、土に潜り込ませて根に触れさせることが大切です」と説明。また、「ナガエツルノゲイトウついて、島根での情報がないか」という質問には「2年くらい前に宍道湖西岸で目撃されています。再生力が高いため、見つけた場合は草刈りで刈り取らずすぐ報告してください」と呼びかけました。
石原昭夫さん(八雲町)は「毎年のことではあるが、確認のためにも参加している。少しでも多くの高品質な米が生産できるよう、栽培管理に取り組みたい」と話しました。
◆指導会の様子(Aコープたまゆ)
◆指導会の様子(中海干拓研修センター)