危険な自転車事故の怖さを間近で! 開星中・高等学校で交通安全教室開催
くにびき地区本部とJA共済連島根は、松江警察署と連携し、5月14日に学校法人大多和学園開星中学校・高等学校で、「JA共済自転車交通安全教室」を開催しました。
当日は、生徒や教職員、関係者など約700名が参加。交通事故の再現を通じて、事故の衝撃や恐怖を実感し、軽微なルール違反や油断が重大な事故を招く危険性があることを学びました。
冒頭、越野浩昭本部長が「スタントマンによる実際の衝突事故を見ることで、気軽に乗れる自転車の怖さを感じていただき、交通ルールの大切さを学んでください」と挨拶しました。その後、プロのスタントマンにより、「自転車に乗りながらスマートフォンの操作をする」「一時停止をせずに車道に飛び出す」などのルール違反によって起きる事故を再現。生徒たちは自動車と衝突するシーンでは、声を上げながら真剣な眼差しで、交通安全に対する意識を高めていました。
◆スタントマンによる自転車と自動車の衝突事故
◆スタントマンによる自転車とベビーカーの衝突事故
小山内仁(おさないまさし)校長は「自分と相手のかけがえのない命をどうやったら守ることができるか、今日を境にしっかり考えていただきたい」と生徒たちに呼びかけました。 高等学校3年生の高橋壮太さんは「自分が登校に使っている自転車が、どれだけ危険か再確認できた。意識を高め交通事故をゼロにできるように頑張っていきたい」と話しました。
◆お礼を述べる高橋さん(右)とスタントマンら
また、交通安全啓発用として、越野本部長から小山内校長に全校生徒へ716本の反射材のキーホルダーを贈呈しました。
◆反射材を受け取る小山内校長(左)と越野本部長