くにびきレタスの生産拡大に向けて ~営農指導員の巡回指導~
2025年06月24日
くにびき地区本部が重点振興品目として取り組んでいる「くにびきレタス」の定植が4月下旬よりスタート。くにびきレタスは、「サカタのセレブレーションシリーズ」を採用しており、大玉で葉が柔らかく、栽培期間が短いため病害虫のリスクが低く、また結球が安定して肥大性に優れていることが特長。
5月14日には園芸特産課の犬山浩二係長が、東出雲町の中海干拓地のある野津武司さん(西川津町)の圃場を訪れ、定植したレタスの生育状況を確認しました。野津さんは、令和5年秋よりくにびきレタスの栽培を試験的に開始。昨年は初めての春植えに挑戦し、産直・共販出荷を行いました。今年は、作付け面積を約30aから1haに拡大して栽培に取り組んでいます。当日は、野津さんと家族3名で定植作業を実施。犬山係長は、4月に植えたくにびきレタスの生育状況と定植作業を確認しました。
◆生育状況を確認する犬山係長と野津さん(右)
野津さんは「営農指導員による講習会や圃場で声掛けをしていただき、順調に栽培に取り組めていると感じている。自身の収量も増やしながら、消費者に喜んでいただけるよう高品質なレタスの栽培に取り組んでいきたい」と話しました。犬山係長は「くにびきレタスの生産拡大はもちろんのこと、生産者の所得増大にお力添えができるよう、生産から販売までサポートを続けていきたい」と意気込みを語りました。