くにびき南瓜の生産拡大に向けて ~営農指導員が苗の定植指導~
2025年05月19日
くにびき地区本部は4月21日、中海干拓研修センターで、重点振興品目として取り組んでいる「くにびき南瓜」の栽培講習会を開催。講習会後には、営農経済部園芸特産課の犬山浩二係長が、㈱アキュートシスコム(藤原文幸代表取締役)の圃場を訪れ、苗の植え方を実践指導しました。
同社は、システム開発を手がけるIT企業でありながら、福利厚生の一環として昨年3月に農業を開始。サツマイモ、レタス、里芋を栽培し、JAの産直へ出荷を行っています。今年度は新たにくにびき南瓜の作付けに挑戦するために、同講習会へ参加しました。当日は、同社から3名が集まり作業を実施。講習会の内容を1つ1つ確認しながら苗を定植した後、犬山係長から風などの地域によって異なる環境に合わせた生育適温の保ち方や、定植後の管理方法などを補足説明を受けました。
同社アグリビジネス部の金村光夫部長は「農業を始めるにあたり、営農指導員のサポートによりスムーズに始めることができた。高品質な南瓜ができるよう、聞いたポイントをしっかりと守り栽培に取り組みたい」と意気込みを語りました。
犬山係長は「初めてでも高品質な南瓜ができるよう、しっかりとサポートさせていただき、くにびき南瓜のPRと生産拡大につなげていきたい」と話しました。
◆苗の植え方について指導する犬山係長(前列右)と金村部長(前列左)