おいしいシイタケを作ろう 児童が菌打ち体験
2025年04月30日
宍道町椎茸生産者組合(小豆澤正美組合長・8名)は3月14日、宍道町上来待にある旧JA来待店倉庫で来待小学校の3年生22名に、シイタケについての出前授業を行いました。
今回で12回目となる出前授業は、同組合員で地区本部運営委員でもある永江久夫さんが、子どもたちに農業の魅力や食べる喜びを知ってもらおうと個人的に始めたもの。今では組合の活動として取り組んでいます。
当日は、永江さんをはじめ、同組合員が講師として参加し、シイタケの特色や栽培手順、植菌・収穫方法を解説しました。その後、植菌作業を体験。児童は永江さんと一緒に原木に穴を開けたり、かなづちを使って、原木の穴に駒菌を打ち込んだ後、ほだ場へ運びました。
永江さんは「食農教育は一過性で終わってはいけない。今後も継続して開催し、食の大切さを伝えたい」と話しました。
授業を受けた児童は「原木に穴を開けるのは少し怖かったけど、やってみると気持ち良かった!シイタケが大きくなるのが楽しみ」と笑顔で話していました。
ほだ場へ運んだ原木は、同組合員や児童が管理し、2年後に収穫する予定です。
◇永江さんと一緒に原木に穴を開ける児童
◇原木に駒菌を打ち込む