「ひまわりの会」の歴史を振り返る
くにびき地区本部は12月13日、10月をもって解散した「JAしまねひまわりの会」山本マツ子会長、井上道子副会長、加納千代惠監事を招き、懇談会を行いました。
◆山本会長
◆井上副会長
◆加納監事
同会は、福祉事業の取り組みの一環として、JA職員と地域の方が一緒になって平成5年2月に発足。平成16年には11支部・会員数200名を有し、有償ヘルプサービス(シルバーシッター制度)や地域イベントでのボランティア活動、松江市経度生活援助員派遣制度の受託、独居老人との交流会など、様々な活動を行ってきました。当地区本部も令和2年2月末で福祉事業を廃止。それに伴い同会への助成も廃止となりました。併せて会員の減少や高齢化により活動が年々縮小状態となり、令和6年10月末をもって解散。11月19日には、活動の剰余金をNPO(特定非営利活動)法人フードバンクしまねあったか元気便(春日邦宣理事長)へ寄付しました。
懇談会では、同会のこれまでの歴史や活動について振り返りました。
◆JAへ訪問介護車両を贈呈(平成22年1月)
◆介護施設利用者との交流(平成28年10月)
【山本会長】 平成5年に発足して、いろいろな活動を行ってきました。平成22年には組織の積立金を活用して、JA福祉事業に役立てていただきたいと思い、訪問介護車両の寄贈を行いました。また、JA共済連に助成いただき行っていた「ふれあいの集い」のレインボー体操も好評で定期的に行ったり、JAの介護福祉施設へ会員から集めた洗剤やタオルなどの生活用品の寄贈、施設へ訪問し利用者とのレクリエーションを通じて交流を図り、私たちも活動の励みになっていました。 【越野本部長】 長い間お疲れ様でした。同会は助け合いの組織として発足されましたが、助け合い活動というのは、我々協同組合にとって大事な根本であり、対価を求める活動でなく、奉仕の精神あってこその活動だと思います。また、こういった活動が長らく存続するということは簡単ではなく、これまで世のため人のためご尽力いただいたことに敬意を表します。皆さまのこれまでのご労力に感謝と御礼を申し上げます。 (懇談会内容 一部抜粋) |