フードバンクしまね「あったか元気便」 子どもの健やかな成長を食品で支援
2025年03月05日
くにびき地区本部が構成団体として参画しているNPO(特定非営利活動)法人フードバンクあったか元気便(春日邦宣理事長)は12月16日、いきいきプラザ島根で、米や菓子などの箱詰めを行い、食品の支援を必要とする家庭へ配送しました。
同団体は、「地域の子どもは地域のみんなで育てるまちづくり」を目指し、2018年(平成30年)から、個人や団体、企業から寄付していただいた米や菓子などの食品を、松江市内の小・中学生を抱える生活困窮世帯(就学援助世帯)へ無料提供しています。
当地区本部からは、くにびき女性部の一品運動として米や食品を募り、約80㎏の米とレトルト食品や菓子など248セットが集まり寄付しました。
当日は、当地区本部職員や関係者など約120名のボランティアが参加。申請のあった561世帯へ家族構成に応じて区分し、手際よく米やレトルト食品、菓子などを箱に詰め、最後に手紙を書き、同封しました。
◆箱詰めする様子
春日理事長は「大勢の方にご参加いただきありがたいと思う。年々フードバンクの利用者も増えていますが、中には以前受け取っていただいていた方もこのボランティアに参加いただいており、『おたがいさま』が実現していると感じている。今後もこの取り組みを続けていきたい」と話しました。
◆手紙も同封