くにびき地区本部

防犯訓練実施  職員が防犯意識を高める

2025年02月14日

 くにびき地区本部は12月3日、美保関支店で松江警察署協力のもと防犯訓練を実施しました。同訓練は、犯罪が増える年末に向け、防犯マニュアルや役割分担などの再確認と意識の高揚を図り、犯罪の未然防止や早期解決につなげることを目的に実施するもの。

 当日は、店内に1人の強盗が入ったという想定で訓練を開始。静かな店内に突如強盗に扮した警察官が押し入り、ナイフを突きつけながら荒々しく金を出すよう脅迫。一瞬でその場が凍り付きましたが、職員はマニュアルに従い非常通報装置を押し、犯人を刺激しないよう冷静に応じるなど、緊張しながらも適切な対応を取りました。

 訓練終了後には、講評を受け、犯人の逃走方法や服装、身体的特徴などの確認を行い、「犯人を刺激しない、深追いしない」「職員が連携することが大切である」ことなどを再確認しました。また、未然防止対策についても指導いただきました。菅井健一支店長は「様々な場面を想定し、少人数体制でもしっかりと対応できるよう、もしもに備えた体制を今一度確認し、防犯意識を一層高めていきたい」と話しました。

◆金を出すようナイフを突きつけ脅迫する犯人と対応する職員

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