くにびき地区本部

松江の特産「西条柿のほしがき」の 目合わせ会を開催

2025年01月07日

 松江市あんぽ柿部会(石倉克志部会長・11経営体)は11月5日、本庄選果場で「西条柿のほしがき」目合わせ会を開催し、会員やJA関係者ら12名が参加しました。

 この研修会は、干し柿生産技術の高位平準化と有利販売のため、毎年実施しています。

 冒頭、石倉部会長が「今年は猛暑の影響で日焼けやカメムシの被害も多く、収量が少なくなっている。目標出荷量の13万個に向けて、最後まで諦めずに高品質な干し柿をより多く出荷できるよう頑張ろう」と挨拶。その後、園芸特産課の石倉精治課長補佐が出荷の日程や規格、販売計画等について説明した後、目合わせを行いました。参加者は「今年は落葉や落果が多く、数が少なくなってしまったが、残った柿をより良い品質で出荷できるよう努めたい」と話しました。

◆目合わせを行う参加者

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 11月20日には出荷が始まり、大きさや形、水分量の他、異物の混入がないかチェックした後、丁寧に箱詰めし、県内外の市場に向け出荷しました。石倉課長補佐は「今年は猛暑とカメムシによる被害など、生育及び乾燥作業を懸念していたが、糖度は十分で仕上がりも良好なので、たくさんの方に食べていただきたい」とPRしました。

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