地域つながりセンター10周年記念事業を開催
くにびき地区本部が構成団体として参画し、津田支店2階に事務所を構える地域つながりセンター(石原淳子代表)は9月28日、営農総合センターで10周年記念事業を行い、同センターの構成団体をはじめ、これまでつながった107名が参加しました。
同センターは、島根の地域づくりとそこに暮らす多くの県民の「安心のくらしづくり」を推し進めるために平成26年7月に設立。行政・協同組合・諸団体が連携・協同し、地域づくりの活動や事業を進め、有償たすけあいシステム「おたがいさま」の活動を全県に拡げることを目的に、様々な活動に取り組んでいます。
当日は、原夏希さんによるバイオリン演奏で開始。10周年の歩みの紹介や、10周年を記念し募集した「センターロゴ」の発表がありました。その後、大阪大学大学院人間科学研究科の斉藤弥生教授が「おたがいさまの広がるまちづくりをめざして」と題し講演。講演では、「地域福祉」等、「高齢者介護」政策や、隠岐郡西ノ島町の取り組みを紹介しながら、地域ケアシステムについて話しました。また、同センターを構成する各団体事務局からの活動報告も行いました。
閉会にあたり、同センターの副代表でもある当地区本部の越野浩昭本部長が「設立時にこの場所で集合写真を撮り、あれから10年経つのかと思うと、感慨ひとしお。今後も協同組合間での連携を行い繋がりを強固にするとともに、松江市だけでなく、県域・全国へと取り組みを拡げていきたい」と挨拶しました。
参加者は「様々な繋がりを感じる会だった。改めてお互いの繋がりを大事にして活動をしていきたい」と話しました。
◆発表された「センターロゴ」