「くにびきキャベツ」発展の功労者　奥名昭一さんを表彰

　くにびき地区本部は７月２９日、当地区本部の会議室で、奥名昭一さん(西川津町)の功労者表彰式を行い、越野浩昭本部長と中村隆副本部長、松江・八束キャベツ部会の矢野雄一郎会長らが出席しました。

◆奥名さん

　奥名さんは、平成３年の松江・八束キャベツ部会設立時より会長を務め、令和６年度役員改選で退任されるまでの３３年間会長として部会をけん引。その間美味しまね認証取得や運賃高騰対策などに取り組まれ、松江市揖屋干拓地のキャベツを西日本有数の産地として育て上げた功績を讃え、功労者として表彰しました。奥名さんは「干拓地ではキャベツが一番の産品で、キャベツ部会設立から長い間会長を務めさせていただいた。その間、皆さんのご協力があって、中国四国農政局からの団体表彰や個人表彰等さまざまな賞を受けることができ、感謝しています」と話しました。越野本部長は「奥名さんの技術や背中は、若手の鏡になっているように感じる。当地区本部としても、奥名さんが種を蒔いて育てられたくにびきキャベツを精一杯振興支援していきたい」と話しました。

◆(左から) 中村副本部長、矢野会長、奥名さん、越野本部長