島根大学で産直野菜を販売 ~学生の「食」をサポート~
2024年07月18日
くにびき地区本部は、学生の「食」のサポートと地産地消に繋げることを目的に、島根大学で産直野菜の販売を始めました。
この取り組みは、大学生協に属する学生委員会の学生らが、学生の食の健康と自炊を支援する目的に企画。当地区本部と連携して昨年2月に試験的な販売を実施。今年の5月から本格的に販売を始め、毎週金曜日に大学生協へ出荷しています。
企画した学生は「既存の支援体制として、食堂の利用定期券である『ミールプラン』があるが、将来を見据えて自炊もしていかない。それを支援する何かができないかと考え、地産地消にも繋がる、JAの産直野菜の販売を思いついた」と話しました。
島根大学生活協同組合の古賀大貴食堂部店長は、「地元野菜の入荷先をどうするか困っていたところ、以前関わりがあったJAに相談し、無事実施することができて喜んでいる。土曜夜や日曜は食堂が開いていないためミールプランの利用もできず、また金銭面等でミールプランの加入をしていない学生もいるので良い取り組みだと思っている。利用する学生の声も聞きながら改良しつつ今後も続けていきたい」と話しました。
購入していた学生は、「生協購買に置いてあると目に入るので、今日は自炊しようかなと思うきっかけになる」「食生活が乱れないように意識できる」などと話していました。