JA統合10年記念誌デジタルブック
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82JA統合に際して厚生連の機能をJAへ移管することも含めて検討されたが、連合会として存置し、引き続き専門的業務を継続することと税法上のメリットを享受することが適当であるとされた。平成30年には、検診活動の充実とJA等会員組織の負担軽減を目的として、健康管理年 月平成21年胸部CT検診開始4月平成25年マンモグラフィ乳がん検診開始6月平成26年担い手人間ドック開始6月令和元年農業者・女性部健診開始6月令和元年脳元気検診開始7月令和2年健康管理センター開設新健診システム稼働4月令和2年7月胃内視鏡検査開始令和4年頸動脈エコー検査開始4月令和5年前眼部OTC検査開始4月センターの建設に向け建設委員会を設置し、他県の先進事例研究などを通じてセンター建設が決定し、令和2年4月から業務を開始した。現在では、健康管理センターでの胃カメラ検査の実施など、検診内容の充実により利用者の利便性向上と収支改善を進めている。山陰地方で唯一の専用検診車による胸部CT検診を開始。単純胸部レントゲン検査の約10倍のがん発見率で、肺がんの早期発見に繋がっている。女性部から長い間強い要望があったマンモグラフィ乳がん検診車を導入。併せて女性放射線技師を採用し、女性特有の乳がん検診を開始。農業の担い手として認定されている営農集団等の構成員を対象とし、厚生連で最も充実した内容の検査を盛り込んだ担い手のための巡回人間ドックをJAしまね農業振興支援事業として開始。担い手人間ドックを補完する目的で、農業者や女性部を対象とし、各種がん検診等をセットしたJAオリジナルの健診を開始。全国でもトップクラスの高齢化率を誇る本県で、島根大学の協力を得ながら認知症のハイリスク者を早期に発見、介入を目的に、脳元気検診を開始。長年、松江市内のコープビル内に事務所を構え健診活動を実施してきたが、出雲市斐川町にJAグループ島根健康管理センターとして新事務所を開設。巡回健診と併せて施設型健診を開始。また、受診者への健診結果報告の迅速化、画像判定の精度向上等を目的に、健診システムを全面的に刷新。ドックや事業所健診等でバリウムの上位検査として受診者から要望が多かった胃カメラ検査を、新設した健康管理センターで開始。動脈硬化の早期発見を目的として頸動脈エコー検査を開始。従来の血圧脈波による検査よりも高い精度での検査が可能に。緑内障の中でも急な失明につながる「閉塞隅角緑内障」の発見が可能な前眼部OCT検査を開始。厚生連項 目概要説明

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