JA統合10年記念誌デジタルブック
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481.第6区(総合評価群 肉牛群) 第1位 藤増牧場(出雲市) JAしまね吉田肥育センター(雲南市)2.第7区(脂肪の質群) 第2位 藤増牧場(出雲市)3.第8区(去勢肥育) 第2位 藤増牧場(出雲市)4.脂肪の質 特別賞 全体1位 JAしまね吉田肥育センター(雲南市)(2)全国肉用牛枝肉共励会 同じく10月、国内最大規模の全国肉用牛枝肉共励会が東京都中央卸売市場食肉市場で開かれ、最高位の名誉賞に松永牧場(益田市)の出品牛(和牛去勢)が輝いた。松永牧場は翌年(5年度)にも4回目の栄誉賞を獲得し、連覇を遂げている。4.しまね和牛「2冠」達成 令和4(2022)年、「しまね和牛」は、全国の銘柄牛が肉質を競う2大大会で全国1位に輝いた。 同じ年に、同一ブランド牛が2冠を達成するのは全国で初めてのことである。(1)全国和牛能力共進会 10月に鹿児島県で開かれた全共において、島根県からは全9部門に計21頭を出品し、総合力を競う6区で肉質評価1位を獲得した。今後のブランド強化や担い手育成の弾みとなることが期待されている。5.有機農業の先進県に向け着手 有機農業の先進産地づくりでは、令和4(2022)年12月に島根県と楽天農業(株)、そして、県西部の9市町と、「有機野菜の産地づくりに関する連携協定」を締結。楽天農業の参入に伴い、各関係機関や既存の有機農家と連携し、新規就農者など有機農業の人材育成を進めることとした。 さらには、令和5(2023)年2月に、島根大学とも連携協定を結び、同大学の持つノウハウを活かした有機農業に関わる実証研究にも共同で取り組むこととなった。

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