出雲地区本部

秋の味覚を全国へ 西浜いもゆうパック出発式開催

2021年10月18日

JAしまね出雲地区本部管内で、特産のサツマイモ「西浜いも」が出荷時期を迎えました。

湖陵町かんしょ生産組合は10月4日、出雲市湖陵町のJA河南営農センターでゆうパック出発式を開催。生産者、郵便局員、出雲農林高校、市、JA関係者らが出発を祝い、「紅あずま」の3キロ箱168箱、5キロ箱109箱を送り出しました。

同生産組合は生産者22名、10ヘクタールで、ほくほくとした食感で甘味が強い「紅あずま」と、しっとりとした食感と肉質のきめ細かさが特徴の「べにはるか」を栽培します。出雲農林高校との連携で、選抜した優良苗を使って育成したバイオ苗(ウイルスフリー苗)も使用し、通常の種芋苗より収量・秀品率ともに優れ、普及が進んでいます。

 販売力強化に努め、ロゴとキャラクターを商標登録(2016年度)し、今年度は市内の女子サッカーチーム、ディオッサ出雲FCとトレーニングウェアのパートナー契約を締結しました。出発式では生産組合から同クラブへ「西浜いも」を贈りました。

 今年産は、7月中旬で豪雨被害を受けた後、猛暑、干ばつで肥大が遅れたが、8月中旬以降は適度な降雨があり、生育は回復しています。

同生産組合の小原英二組合長は「形の美しさと自然な甘みが売り。今年は例年以上の出来になっている」と自信を見せました。

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