つながるコラム「絆」 vol.16 全国有数、斐川町のハトムギ

斐川地区本部

出雲平野で実る数珠玉は、栄養満点!

全国有数、斐川町のハトムギ

斐川地区本部
農事組合法人 おきす
組合長 森脇康博さん

島根県の東部に位置し、斐伊川と宍道湖に囲まれ、肥沃な土地として知られる出雲平野の出雲市斐川町。米や大麦、大豆などたくさんの作物が生産されていますが、なかでも斐川町(島根)のハトムギは、富山、栃木、岩手に次いで全国4番目の生産量を誇ります!

今回はJAしまね斐川地区本部の組織広報課・富岡さんのご紹介のもと、営農部・伊藤さん、生活部よい食工房・蝶野さんにも同席してもらい、「農事組合法人 おきす」の森脇組合長の農場を取材してきました。

麦ではない、
イネ科のハトムギ

ハトムギは、名前だけは聞いたことがあったり、お茶で飲んだりと知っている方も多いかもしれません。名前だけ聞くと麦の一種かと思い込んでいましたが、
森脇さん「ハトムギはイネ科の作物だけんね。麦の一種とは違うよ」と、花が咲いた後の実は数珠玉状の実が、稲(お米)のようにたくさん実る。
収穫できる時期の背丈は1メートル80センチ前後にもなるといい、想像以上の大きにびっくり!

森脇さん「もともと、昭和50年代にハトムギの栽培を試みたことがあったけど、当時の品種は2メートル30前後も背丈があった。当時は台風などの強い風が吹くとすぐ脱粒して、うまくいかんかった経緯があって、今があります」と、現在は品種改良が進み、刈取りの機械の性能も上がり、安定して生産できるまでになったという。
伊藤さん「斐川ではもともと麦や大豆を栽培していたこともあり、既存機械で刈取りできるハトムギは最適な作物でした。年間140トン前後生産されていますが、まだまだ足りないほど、国内産のハトムギは需要があるんです」

健康志向の高まりで、
注目が集まるハトムギ

ハトムギは東洋医学の生薬として古くから愛されてきた作物。近年、健康志向が高まる中、あらためてハトムギが注目の的に。
森脇さん「別名、イボ取り名人なんて呼ばれとているんですよ、ハトムギは。血液循環を良くして、体内の水分代謝を促進、むくみや毒素を排出する効果が期待できると言われている」と漢方学では薬効が広く認知されている。
生活部よい食工房・蝶野さん「特に精白したハトムギはヨクイニンと呼ばれ、漢方はじめ、お茶や雑穀などの食用、化粧品等に広く利用されています」と効果効能が期待できる栄養満点の穀物!
栄養満点となると、味はやっぱり苦いというか、独特の味がするのですか?

無味無臭の強み 
加工品にも多く出会える!

森脇さん「ハトムギは味がしないし、匂いも無いので、食べやすい作物。出荷したハトムギはJAしまねさんが色んな加工品を企画販売して、PRしてもらっています!」

組織広報課の富岡さん「需要が高いので、生産拡大を図るのに加え、いろんな加工品を販売しています」と無味無臭が故に加工品にも最適なハトムギ。
蝶野さん「栄養価の高い発芽ハト麦茶、きな粉や料理に混ぜる粉末、お米と一緒に洗って炊くだけでハトムギの栄養が御飯と一緒に摂れる精白ハトムギ、コーヒーやチョコレートなど、たくさんのハトムギの加工品を、生活部のよい食工房で企画し、販売しています!」と健康と美によいとされる何種類ものアミノ酸やタンパク質が含まれるハトムギを、玄穀の販売だけでなく、加工品にも力を入れられています。

希少な国内産 
メイド・イン・ジャパンのハトムギは、
ここ島根・出雲市斐川町に!

ハトムギは輸入に依存しており、国内の自給率な5パーセント前後と、とても少なく、生産地と言える一定の規模を栽培する地域は限られている。

伊藤さん「国内産の需要は増え続けているので、斐川町の地区ブランドから島根ブランドに、と言えるほど、さらに生産の拡大を目指す必要があります」

森脇さん「マイナー作物であるため、栽培技術も確立半ば。試行錯誤しながらようやく安定して収穫できるようになったけど、もっともっと、たくさん作るように努力しています!あっ、品質はもちろん自信ありますよ!」と皆さんの想いが、ひしひしと伝わってきます。

島根・出雲市斐川町が、日本で一番の生産量を誇る日は近い!?
希少な国内産のハトムギは島根県斐川町にあります!

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